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4- 3 未来志向型の産次構成調査

category: 4.産次構成をチェックしよう!
 まず、このグラフをご覧ください。

産次構成グラフ(新バージョン)EWF

 従来の産次構成調査 産次構成グラフ(旧バージョン)EWF
                  と比べると、生後1年未満の育成牛の左側に3列追加されているのがわかると思います。

 一番左にはF1受胎頭数(灰色)、真ん中にはホルスタインの普通精液で受胎した頭数(紫色)、その右にはホルスタインの判別精液で受胎した頭数(桃色)が表示されています。それぞれの数字は母親の管理番号で、実線の右側(各産次)で赤い数字で示されている(受胎している)個体に対応しています。

 つまり、実線の左側は、“実際にいる牛”のデータではなく、“腹の中の牛”を表すデータです。では、“こんなもの”が何の役に立つのでしょうか?

 受胎確認(妊娠鑑定)は授精後40日前後で行うので、(妊娠期間(約280日)-約40日)÷30日で、約8ヶ月後までに生まれる予定の子牛が一目でわかるのです。「それがどうした?」と思われるかもしれませんが...

 今までは、このデータから何ら有意義な情報が得られませんでしたが、判別精液による受胎が多くなると、ホルスタインの雌が生まれる頭数が以前より確実に推定できるのです。「雌率90%の判別精液を使っているのだから当たり前!」と思われるかもしれませんが...

 「本当に90%の確率で雌が生まれるのか?」これを確認するのに4~5年かかりました。EWFでは、判別精液を使ってすでに50頭以上の子牛が生まれていますが、そのうちオスが5頭です。10頭でもなければ1頭でもありませんでした。
 一方、普通の精液から生まれる雌は、年間で見ると(経験的には)30~60%くらいの割合です。“捕らぬ狸の皮算用”をする時には45%で計算していますが、当てになりません。

 ということで、判別精液を活用することによって、未来(8ヶ月先)が見えてくるのです。

 実際に、“捕らぬ狸の皮算用”をしてみましょう。

 8ヶ月先までに、2(ホル受胎牛)x0.45+17(判別受胎牛)x0.9=約16頭 (16.2)
           2(ホル受胎牛)x0.3 +17(判別受胎牛)x0.9=約16頭 (15.9)
           2(ホル受胎牛)x0.6 +17(判別受胎牛)x0.9=約16頭 (16.5) と数字が変わらないのに

 もし、判別精液を使っていなかったら
           19(ホル受胎牛)x0.3 +0(判別受胎牛)x0.9=約 6頭 ( 5.7)
           19(ホル受胎牛)x0.6 +0(判別受胎牛)x0.9=約11頭 (11.4) と大きくブレてしまいます。

 ということで、「8ヶ月後までに、EWFでは16頭のホル♀が生まれる」ことがわかると、どんな戦略が立てられるか?を次回考えてみます。

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2014/07/02 19:16 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)


あっという間に1年経ってしまいました

category: 酪家研だより
 昨年4月に「2~3ヶ月で10回シリーズ」を約束してから、早1年以上が過ぎてしまいました。

 その間の出来事は、「杜海 明観の酪農家族応援団」にアップしてあります。が、「酪農家族研究所」は、出来事ではなく「わかったこと」やみなさんに「役に立つこと」を公開するブログです。ところが、1年前に「“わかったこと”が何だったのか?」が“わからなく”なってしまいました。会員のなかで「だれにも共通に役立ったもの(こと)」というのは、なかなかないものだというのが実感です。

 そのような状況で、今、みなさんにお伝えする情報が、ようやく見えてきました。それが、“判別精液の活用”です。
 残念ながら、判別精液の受胎性が期待通りにならない酪農家が多く、その戦略的な利用がなかなか見えてこなかったのですが、EWFで判別精液による妊娠が全体の半数を超える実績となったことから、産次構成調査を“未来志向型”にリニューアルしました。
 “未来志向型”の産次構成表によって、改良と育成牛の確保(加えて、子牛販売による副収入の増加)の新たな戦略が立てられるようになりました。

 では、これから“わかったこと”として、“判別精液の活用”をテーマに情報を公開します。

2014/07/02 18:27 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)


4-2 産次構成型の牛群管理表(ボード)は使えます

category: 4.産次構成をチェックしよう!
 作ってから2年半が経ち、かなり貫禄がついてきました。

産次構成牛群管理表

 当時生まれたばかりの59が、今は初産を産み、すでに受胎しています。ボードは牛舎内に置いてあるので、汚れで見にくくなっていますが、カラーマグネットのおかげで繁殖状況が一目でわかります。

 継続して使ってくれているということが、実際に役に立っている証拠です。

2013/04/24 19:16 Wed | edit? | trackback(0) | comment(0)


3年経ちました

category: 酪家研だより
 酪農家族研究所を立ち上げて3年、寺子屋 半兵衛の家族酪農経営塾を始めてから4年、Zero Club設立からは5年以上経ちました。(寺子屋 半兵衛 は退職と同時に終了、Zero Club からも退職後2年で卒業しました。)

 その間いろいろありましたが、毎日の乳量データを集めながら、ようやく少しずつわかってきました。「何が?」と言われれば恥ずかしい限りですが、「自分が最初に立てたカテゴリに大きな間違いはなかった。」ことです。

 乳量データも1500件(日)を超え、産次構成調査も3年間(春は4年分)続けることができました。これも、ひとえに酪農家族研究会のみなさんの協力のおかげです。

 そこで、せっかく蓄積したデータを情報化しないのは「もったいない!」ということで、少しずつみなさんにお伝えしていきたいと思います。

 なお、“少しずつ”というのは、出し惜しみをしているのではなく、"少ししかわかっていない”からです。


 それでは、しばらくの間、当研究所のブログに注目してください。(2~3ヵ月かけて10回くらいは続けたいと思っています。)

2013/04/21 15:23 Sun | edit? | trackback(0) | comment(0)


4-1 牛群管理情報のメインは、産次構成

category: 4.産次構成をチェックしよう!
 牛群の産次構成は、現状把握のために重要な情報です。現在の乳量をどのような産次構成で実現しているかは、今後の乳量を予測する上でも不可欠な情報です。そこで、酪農家族研究所では年に2回、半年毎に産次構成調査をしています。

 その結果をお見せしながら、牛群の産次構成から何がわかるかについてご紹介する予定でした。しかし、もっと直感的にわかる牛群管理ボードを長嶌さんが作ってくれたので、まずはご覧ください。

牛群管理ボード

 ボードには、個体の情報も入っている(分娩直後で授精していない個体は赤、種付けしているが受胎確認していない個体は黄色、受胎確認した個体は青、乾乳した個体は緑のマグネットが付いている)ので、牛群の情報が一目でわかります。

産次別牛群構成(アップ)

 どの産次のどの個体が現在主力で頑張っているか?注意しなければいけない個体は、どれで何産目か?など、一目でわかるので、今までにない斬新な牛群管理ボードです。



2010/11/30 21:50 Tue | edit? | trackback(0) | comment(0)


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